2016年03月06日

「千葉時代」できるかも…地球最後の磁場逆転

「千葉時代」できるかも…地球最後の磁場逆転(読売新聞)よりH28.03.06紹介
 馳文部科学相は5日、千葉県市原市の養老川沿いで確認された約77万年前の地層を視察した。
 地球最後の磁場逆転を示す地層境界として国際的に認定されれば、地質年代に「千葉時代(チバニアン)」の区分が誕生することになり、政府内でも期待が高まっている。
 馳氏は視察先で記者団に、千葉の名前がつくことへの期待感を表明。「認定に向けて準備し、機運を盛り上げてほしい」と、地元での盛り上がりを促した。具体的には「人生一発逆転まんじゅう」の開発などを提案した。
 地球の地磁気のN極とS極は歴史上何度も入れ替わっており、国立極地研究所などの研究グループは昨年、市原市の地層は「約77万年前に起きた最後の磁場逆転を示す」と発表した。
 地質学上重要な地層境界のうち、時代ごとに世界で1か所が標準地として選ばれているが、最後の磁場逆転を示す境界は、イタリアの2か所も候補にあがり、確定していない。
 研究グループは今年秋にも、国際地質科学連合に市原の地層を候補申請する予定だ。同連合に承認されれば、「新生代第四紀更新世中期」(約12万年前〜約78万年前)が「チバニアン」と名付けられる。
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2016年03月05日

志賀原発、活断層が濃厚…有識者会合が評価書

志賀原発、活断層が濃厚…有識者会合が評価書(読売新聞)よりH28.03.05紹介
 原子力規制委員会の有識者会合は3日、北陸電力志賀しか原子力発電所(石川県)の敷地内を通る断層について、「活断層と解釈するのが合理的」とする評価書をまとめた。
 新規制基準は、活断層の上に重要施設を建てることを禁じており、原子炉建屋の直下に活断層がある1号機は廃炉を迫られる可能性がある。
 北陸電は「活断層ではない」と主張しており、すでに2号機の安全審査を規制委に申請。今後、1号機も申請する方針だ。規制委は、今回の有識者会合の結論を踏まえ、安全審査の場で活断層かどうか最終的に判断する。
 敷地内の断層8本のうち、焦点となったのは3本で、「S―1」は重要施設にあたる1号機原子炉建屋の直下を通る。「S―2」「S―6」は、ずれが地表に達していないものの、1、2号機のタービン建屋の直下にあり、2号機も大規模な耐震工事や配管の付け替えをしない限り、再稼働できなくなる。
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2016年02月27日

海底の金銀、採取成功 沖縄沖の熱水鉱床

海底の金銀、採取成功 沖縄沖の熱水鉱床(毎日新聞)よりH28.02.274紹介
 海洋研究開発機構などの研究チームは25日、国内最大規模の熱水鉱床が広がっている沖縄本島沖の海底を掘削し、金や銀の採取に成功したと発表した。海底下の資源は掘り出すのが困難とされていたが、チームは「人工的に噴出口を作ることで、極めて低コストで資源回収を実現できる可能性が開ける」としている。同日の英科学誌サイエンティフィック・リポーツに成果が掲載された。
 熱水鉱床は、岩石中の金属などが海底下で熱せられた海水に溶け込んだ鉱脈。海底までの裂け目があると熱水とともに噴出して金属などが海底に煙突状に沈殿する。銅、亜鉛などのほか、ガリウムやビスマスなどレアメタルを含むため、次世代の海洋資源として各国の探査が活発化している。
 同機構が掘削したのは、那覇市の北北西約190キロの海域「伊平屋北海丘」。2010年、地球深部探査船「ちきゅう」で水深約1000メートルの海底に直径50センチの穴を掘り、定期的に観察した。その結果、約310度の熱水が噴き出して人工的にできた鉱床は1日0.11トンのペースで高さ7メートル以上に成長し、13年の成分解析では1トン当たり金1.35グラム、銀数百グラム、銅45キロを含んでいた。
 今井亮・秋田大教授(鉱床学)によると、今回の金の含有量では採算を取るのは難しいが、銅やレアメタルも多く含まれれば価値は上がるといい「日本の領海内で資源を確保しておく意義は大きい」と話す。
 同機構は3月17日まで、再び近海を採掘して観測装置を設置し、高濃度の金属を含む鉱床を効率よく形成させる実験をする。川口慎介研究員は「実験を通して金属がどのように沈殿し蓄積して鉱床を作るのかを調べたい」と話す。
posted by e-情報室長 at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 海底掘削・海洋資源・ちきゅう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月24日

関東整備局/地質データ情報共有システム構築へ/事業調査段階の対策万全に

関東整備局/地質データ情報共有システム構築へ/事業調査段階の対策万全に(日刊建設工業新聞)よりH28.02.24紹介
 関東地方整備局は、関東甲信1都8県の広域の地質データをネットワーク化する新たな情報共有システムを構築する。道路や河川などインフラ整備の調査段階から地盤性状を誰でも効率的に把握できる体制を整え、対策に漏れがないようにする。実用化の目標時期を近く定める。新システム構築と並行し、地域の地形や地質、歴史的な背景などの知識に精通している専門家との連携強化も図り、着工前の設計の精度向上を目指す。
 着工後に当初想定とは異なる地盤性状が発覚し、追加の地盤改良などで事業費が増加するケースは後を絶たない。関東整備局によると、10〜15年に行った事業再評価の手続きで事業費の増加が必要となったのは32事業。うち地質条件への対応を増額の理由とした案件は13事業に上り、事業評価監視委員会から改善を求められていた。
 関東整備局が計画する事業の調査段階では通常、▽文献▽古地図▽地形図▽地質図▽航空写真▽付近のボーリング調査のデータ−といった既存資料を基に地盤性状を推測する。資料整理に加え、現地踏査も行い、現在の地表面の状態、湧水の有無、地滑りや地盤崩壊などの痕跡を確認している。新システムには、こうしたデータを収集・蓄積した上で、円滑にアクセスできる仕組みを導入する方針。本省や関係機関とも調整し、ネットワークを広げる。
 モデルケースには、近畿地方整備局が産官学連携で運用中の関西圏地盤情報ネットワーク「KG−NET」を想定している。関東独自のシステムには、民間企業が抱えるボーリング調査データを組み入れ、情報の充実を図る。地方自治体にも協力を仰ぎ、林野や学校、公園など公共施設用地で詳細な地質調査を行い、その結果をシステムに反映させる。
 事業評価監視委員会のメンバーからは、「物理的なデータだけでなく、土地の成り立ちの歴史や地理的な特性なども踏まえ、事業の進め方を深く考えるべき」との意見が出ていたことから、今後は外部の有識者、技術者などのアドバイスを積極的に活用する。寄せられたアドバイスは、ボーリング調査を追加で実施する箇所の選定などに生かす。
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2016年02月04日

白亜紀前期のカエル骨格化石、2点とも新属新種

白亜紀前期のカエル骨格化石、2点とも新属新種(読売新聞)よりH28.02.03紹介
 兵庫県立人と自然の博物館(三田市)は2日、丹波市の篠山層群下部層(約1億1000万年前、白亜紀前期)から発掘された2点のカエルの骨格化石について、いずれも新属新種とわかり、「ヒョウゴバトラクス・ワダイ」「タンババトラクス・カワズ」と命名したと発表した。
 同時代以前のカエルの化石に名前が付けられるのは国内初という。オランダの国際学術誌の電子版に掲載された。
 「バトラクス」はギリシャ語でカエルの意味。「ワダイ」は化石のクリーニングをした同博物館技師の和田和美さんから採った。
 2点は2007〜09年の調査で、国内最大級の草食恐竜「丹波竜」が見つかったのと同じ地層から発掘された。いずれも体長(口から尻まで)約3センチ。同博物館の池田忠広研究員らが骨の形状などを分析し、新属新種と断定した。
 池田研究員は「当時の生物の多様性や、カエルの進化の過程を研究する材料となる」としている。
posted by e-情報室長 at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 化石・恐竜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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